




両親への手紙の書き方 文例
■はじめに:両親への手紙の文例(書き方)
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花嫁から両親への思いを伝える手紙を読むシーンは、結婚式の披露宴でも特に感動を誘う場面と言えます。
なかなか照れくさくて素直な気持ちを伝えられない方も、結婚式の披露宴という大切な機会です。両親への感謝や思い出を綴った手紙を用意して、素敵な一時を皆さんと共有しましょう。
この記事では前半に書き方のポイント、後半にはそのまま使える文例を載せています。
両親への手紙に限らず、手紙をいざ書き始めようとすると、何から書いてよいのか意外と悩んでしまうものです。
そのようなときは家族のアルバムや思い出の品を揃えてみましょう。
写真を見ているだけでも当時のことを思い出すに違いありません。
家族への感謝と共にさまざまな思い出、両親から教わったこと、両親がよく言っていた言葉や考えなどをメモ用紙にまとめておけば手紙を書く時の題材になります。
でも日々、日記などの文章を書くことに慣れているならいいのですが、普通はそんなに文章を書くことはないですよね。
だからなかなか文章がまとまらないというのは仕方が無いと割り切りましょう。
両親への手紙を成功させる5つのポイントを紹介します。
この5つのポイントの書き方を押さえておけば、両親への手紙としてはバッチリです。
それでは一つずつポイントをチェックしていきましょう!
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■両親への手紙を成功させる5つの書き方ポイント
エピソードを入れるにしても、両親への手紙を成功させる重要なポイントがあります。
5つのポイントを参考にして、ぜひ花嫁の両親への手紙を書きあげましょう。
1.ありがとうの感謝の気持ちとごめんなさいと謝ること
素直な気持ちを文章に綴ること、これが両親にとってもゲストにとってもこころに一番響きます。
これまで育ててもらった事に対する感謝の気持ちをさまざまな両親とのエピソードを交えて伝えることは聞いてくれているみんなの気持ちをあたたくします。
エピソードでいえば、たとえば両親との小さいころの思い出、学生時代の思い出、社会人になった時の思い出など両親が助けてくれたことや、見守ってくれていたこと、助言してくれたこと、一緒にやってくれたこと、自分のためにしてくれたこと、一緒にいった家族旅行など、探し出せば家族に感謝できるエピソードは沢山あることに気づくことでしょう。
社会人になった今になって考えてみれば、その時どのような態度を示すべきだったかが分かる事も多いでしょう。
当時は両親を悲しませるような残念な態度をしてしまったということを「ごめんなさい」という思いを素直に伝えてみましょう。
両親がこれまで苦労されてきたことへの労いと頑張ってきてよかったと思ってもらえる機会になることでしょう。
2.両親から教えてもらったこと
今までを振り返ってみれば、人生の中で両親はいろんなメッセージや思いを伝えてきています。
すべてのメッセージは幸せになって豊かな人生を歩んで欲しいという願いが込められています。
楽しかった家族旅行などの恒例行事や、両親の考え方など自分が生活に取り入れているもの取り入れたいものを書き綴ってみましょう。
両親は自分たちが教えてきたことが娘息子に受け継いでいってもらえることをうれしいと思うものです。
3.家族への思いと両親の娘に生まれて良かったという思い
自分が育った家庭の中には色々な思い出があります。
家族への思いを素直に、そして率直な言葉に表現してみましょう。
「私は家族が大好きです」といったなど普段はとても言えない表現でも、結婚披露宴という場のおかげで両親への感謝の気持ちが伝えることができるでしょう。
伝えにくい言葉の中でも特に「両親の娘に生まれて良かった」という言葉は、伝えるのが難しい言葉といえるかもしれません。
ただ両親にとっては最大級の感謝を表現する言葉といえます。
両親にとっても子育ては試行錯誤の連続です。そのなかで大人になり、結婚するまで育てた両親にとって、こういった感謝の言葉を聞く事は、人生の中でも最大の喜びを感じる素晴らしい瞬間です。
4.二人で幸せになることを伝えよう
仲良く暮らしているだろうか、苦労していないだろうか、といつまでも心配してくれています。
娘を送り出す両親の心配は尽きることはありませんから。結婚生活は良い事ばかりではありませんし、楽しい時も辛く悲しい時もあります。
そのようなつらい時には、両親をお手本にして乗り越えていく事が出来ることがあります。
そういったエピソードを交えて両親の不安を和らげましょう。
そして2人の人生の中の困難な時であっても、自分なりに幸せを見つけ二人で乗り越えていくという決意を両親へ伝えましょう。
また一緒に住めなくなる両親に、これからも両親のことを思っている、長生きしてほしいといった気持ちを素直に伝えましょう。
5.新郎の両親への感謝と挨拶をすること
新郎の両親も息子が幸せな家族を作ってほしいと望んでいるのは同じです。
一緒に頑張っていく事を新郎の両親や新郎の親族にも伝えることが大切です。
両親への手紙の最後は、新郎の両親への感謝の気持ちとこれからよろしくお願いしますという挨拶の言葉を書き綴りましょう。
お父さんとお母さんの温かい優しさに見守られたからこそ、今の自分がいます。
両親の愛情に、しっかりと感謝の気持ちを伝えよう。普段伝えられないことを文章という形に残すのはなかなか難しいものです。
せっかくの機会ですから、まずは素直に過去の自分を振り返ってみましょう。
結婚という幸せをつかんだあなたなら自然と感謝の気持ちが言葉になるはずです。
参列するゲスト側から見ると、花嫁さんが感謝の手紙を読むシーンといえばずっと前から「涙」の印象が強くあります。
ですが新婦さんの実際の感想で多いのが、両親へ「今までありがとう」という感謝の気持ちを伝えられて「やって本当によかった」と感じる花嫁さんが多いようです。
両親に対してとはいえ、披露宴で大勢のゲストが見守る中あらためて感謝の気持ちを伝えるのは本当に難しいものです。
ほとんどの方が、「お父さん お母さん」、と言った瞬間に涙がボロボロで手紙を読めなくなってしまうことがありますが、やったことのある経験者の皆さんは多かれ少なかれ本番では大抵そうなってしまうものです。
準備をしておくことで落ち着きが得られることもありますので、まずは準備をしっかりやりましょう。
泣いてしまうから、恥ずかしいから、などさまざまな理由でやりたくないと思っている花嫁さんも多いと思います。
ただ少し言い過ぎかもしてませんが、この機会を逃すと、ちゃんとした形での感謝の気持ちを伝えることができなくなるかもしれません。
大切な機会ですので、日ごろなかなか言いにくい言葉を“両親への手紙”に綴って送りましょう。

■新婦から贈る両親への手紙 全体の構成
両親への手紙の全体の構成は大体決まっています。
1.両親への手紙の書き出し部分
2.両親への手紙の山場
3.両親への手紙の結び
おおよその両親への手紙はこの3つの部分から構成されます。
スピーチ(話し)の基本の流れでもありますので、聞き手も聞き易くなります。
両親への手紙を読み上げる時間の目安は3~5分、文字数にして「1000~1500文字」程度が良いです。
平常の状態で読めればいいのですが、当日はどんな状態になっているかわかりません。
自分でもある程度話の流れが覚えていられるような長さの内容にして、短いかな?と思ったら、ゆっくり読むようにすれば大丈夫です。
逆に長い文章を早く読むと聞きづらくなってしまいますので、それは避けましょう。
○3つの構成に使える両親への手紙の文例
骨組みになる部分の一例ですが、下記をご覧ください。
エピソードを絡めたさまざまな内容を自分に合わせて盛り込み、それぞれの部分のつながりを考えることで、あなたらしいものが書き上がることでしょう。
1.両親への手紙の書き出し部の文例
『みなさま
本日は私たちの結婚披露宴にご出席いただき
ありがとうございます。
この場をかりて両親へ感謝の言葉を
申し上げるのを
お許しください。』
『手紙を書くなんてことは普段の私を良く知る両親はびっくりするかもしれないし、
私も本当は恥ずかしいけれど、
今日は思いきってお父さん、お母さんに感謝の気持ちを伝えたくて書きました。』
2.両親への手紙の山場の文例
『私と一緒の時間をたくさん作ってくれた共働きのお父さん母さん、私に寂しい思いをさせないためにたくさんことをしてもらえました。
幼かった頃のことは今でも鮮明に覚えています。
保育園への送り迎え、一緒に作ったカレー、どれも忘れられない素敵な思い出です。
社会人となり働き出したからよくわかります。
今までお父さん母さんがどれくらい私を大切にしてくれてたのか、それをすることがとても大変なことかを知ることができました。』
『お父さん
小さい頃から今まで怒られた事がなかったね
いつも 優しく私のわがままを聞いてくれてありがとう
お母さん
「自分の娘の事は良く分かっている」といつも私の事を考えて
心配してくれてありがとう』
3.両親への手紙の結びの文例
『これからどんな道のりになるかわからないけれど、つらいことや大変なことがあってもふたりで力を合わせ、乗り越えていこうと思います。
お父さん、お母さん、これからもふたりをずっと温かく見守っていてください。
新郎さんのお義父さんお義母さん。私たちの結婚を応援してくださり、ありがとうございます。
これからは○○さんと助け合いながら、どんなときも明るく幸せな家庭を築いていきます。』
『最後になりましたが
○○さんのお父さん、お母さん
初めてお会いしたときから暖かく迎えてくださり
優しい言葉をいただき、本当にうれしかったです。
ふつつかな娘ですがよろしくお願いいたします。』
■両親への手紙に使えるエピソード例
みんなさまざなな経験をして結婚に至っています。
いざ両親や家族とのエピソードを文章やコメントにするのは難しいものです。
そんなときには、下記のシチュエーションの例文が参考になります。
○率直に感謝の気持ちを伝える文例
お父さん、お母さん、今日まで大事に育ててくれてありがとう。
今日まで与えてもらった大きな愛情を思い返すと胸がいっぱいになります。
学生時代の反抗期に「おとうさんの子に生まれたくなかった」と、とてもひどいことを言ってとても落ち込ませたことがありましたね。
言ってしまった時からずっと謝りたかったけど、改めて謝るのが恥ずかしくて、ずっといえませんでした。
そんな私のことを優しく見守ってくれたことに心から感謝しています。
私も子供ができたら、ふたりのように愛情をいっぱい注いで育てて、ふたりのような家庭に築きたいと思います。
今まで親不孝した分、これから恩返ししたいと思っています。
おとうさんおかあさん、元気に仲良く長生きしてくださいね。
○両親との絆を感じるエピソードの書き方
お父さん、お母さんへ。
今日のこの日を迎えられたのも、29年間、私をずっと見守ってくれたおかげです。
思い返せば私は本当にわがままな娘でしたよね。
いつも私のわがままを聞き入れてくれたことに、深い愛情を感じていたし、本当に心から感謝しています。
お父さんとお母さんの娘に生まれてくることが出来てとても幸せでした。
今までたくさんのわがままを聞いてもらった分、これからは親孝行していきます。
お父さん、私が生まれた時から単身赴任で週末しかお家にいなかったけれど、父さんが帰ってくるのが毎週とても楽しみだったんだよ。
穏やかで優しいお父さんのことが大好きです。
お母さん、お母さんとは家族の中で1番多くの時間を一緒に過ごしたから、言葉を通さなくてもよく考えてることが通じていたよね。
お料理がとてもおいしいお母さんは私の自慢の母です。
○新郎のご両親にも感謝の伝える書き方
お父さん、お母さん、 世間体を気にせず、なんでも自由にやらせてくれたおかげで、社会に出て、そして海外に出て、広い世界のほんの一部でも触れることで、今まで見えなかったものが見えるようになりました。
小さいころ、夜泣きがあんまりひどく、近所迷惑だからと私をおんぶして歩いたら、母子心中と勘違いされたことあったよ、と笑って話してくれましたね。今は笑い話でも当時は大変な苦労をかけたのだろうと思います。
お母さんのようにどんな苦労でも後に笑って話せるような、そんな明るく前向きな家庭を(新郎)くんと築いていきたいと思います。
またこれからは少しでも人様のお役に立てるよう、日々成長し、お互いを高め合う人生を過ごしていきます。
今まで本当にありがとうございました。
最後に(新郎)さんのお父さん、お母さん、(新郎)さんを優しい人に育ててくださってありがとうございました。
(新郎)さんにとって最高の伴侶となれるよう努力してまいります。
今後とも温かく見守っていただけますよう、宜しくお願い致します。
○子供の頃迷惑を掛けたことを振り返って書く文例
お父さん、お母さんへ。
私は幼い頃から体が弱く夜中に熱を出したり、心配ばかりかけていたと思います。
お父さんは私の体調が悪いと、会社から飛んで帰ってきてくれて病院に連れて行ってくれましたね。
社会に出て働き出すようになり、お父さんがしてくれていたことの大変さと難しさを知ることができました。
またどれだけ大切にしてもらっていたのか、あらためて感じました。
お母さんはいつも自分のことのように私の事を考え、想っていてくれましたね。
私が悩んでいる時、お母さんが助言をしてくれたおかげで今日という日を迎えられていると思います。
今まで私を育ててくれて本当にありがとうございました。
これからふたりで、お父さんとお母さんのように子供を大切にする温かい家庭を築いて生きていきたいと思います。
○今まで言葉に出せなかったことの書き方
お母さんへ 。
今までたくさんの苦労をかけましたが、おかげ様でこの日を迎える事ができました。
私がまだ小さいころ、お父さんが重い病気になりましたが、子供だった私は苦労も知らずにわがままばかり言って困らせてばかりいました。
自分も大人になり、当時のことを思い起こすと胸が痛みましたが、感謝の言葉を言うのが恥ずかしく、今まで言葉にできていませんでした。
今日は改めて伝えます。
お母さん、そして今は亡きお父さん。
今まで育ててくださいまして、ありがとうございました。
若い頃は心配も迷惑もかけ、叱られたことも、ケンカになったこともありましたが、今はすべて大切な思い出です。
そして、私も大好きな両親を見習っていきたいです。
(新郎)さんのお父さん、お母さん。
未熟な私ですが、これからはどうかよろしくお願いします。
○具体的な「感動エピソード」がある場合の書き方
お父さん、今まで育ててくれてありがとう。男手ひとつで女の子のわたしを育てることはきっと簡単なことじゃなかったとおもいます。 わがまま言って困らせたり悲しませることもたくさん言ったと思います。どんなときでも私のことを一番大切に思ってくれるお父さんが大好きです。
これから私も(新郎)くんと新しい家庭を築いていきます。いつまでも仲良く楽しい家庭になるようにがんばります。
最後になりましたが、(新郎)くんのお父さん、お母さん。まだまだ未熟な私ではありますが、精一杯の努力で(新郎)くんと幸せな家庭を築いていきたいと思っています。これからどうぞよろしくお願いいたします。
○これからも親子であることを強調する文例
今まで育ててくれてほんとうにありがとう。
お父さんとお母さんのたくさんの愛のおかげで、いま私はこうやってこの日を迎えることができました。
たくさん心配をさせてしまったこともあったけど、これからは大好きな人と一緒に仲良く暮らしながらなるべく心配をかけないように幸せに過ごしていきたいと思っています。
○○県という離れたところにお嫁に行くけれど、これからも二人の娘であることには変わりません。
これからはお父さん、お母さんのようにいつまでも仲のいい夫婦を目指してがんばっていきます。
長期休み度に顔を見せに行きますね。
いつまでの元気に長生きしてください。
■まとめ:両親への手紙の書き方
披露宴で割かれている時間にもよりますが、あまり長くなり過ぎないように1,000文字程度(朗読で4分程度)にまとめてみましょう。
出席していただいたゲストが温かい気持ちを感じていただける素晴らしい一時になります。
家族とのエピソードに思い出すのに、さまざまな写真などや思い出の品を集めたのではないでしょうか?
最近ではこういった両親への手紙も、幼少期の写真のスライドショーを交えたムービー演出で行うことのが増えてきています。
本番はムービー映像を背景に自分で読むことにしても、せっかく綴った思いのこもった文章を自筆の便箋の手紙を添えて、いつでも見れるDVD映像作品にして両親にプレゼントすることがとても喜ばれているようです。
この記事が両親への手紙の書く参考になれば幸いです。
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