




結婚式の中止 お祝いプレゼントをゲストは新郎新婦へすべきか?
諸事情で結婚式ができない場合の新郎新婦の判断は?ゲストはどうすれば?
諸事情と一言でくくっても、新郎新婦や家族に不測の事態が起こる場合、取り巻く社会情勢が強く影響する場合など様々な要因があります。
こんな中、結婚式を予定していた新郎新婦そしてその結婚式のゲストには、想定できなかった今までにない決断や判断が必要とされる事態が発生します。
この記事では、諸事情が結婚式に与える影響と、新郎新婦が結婚式の中止や延期をできない問題、結婚式が中止したりとゲストが参列できなくなったときに、ゲストとして新郎新婦に対してどのような対応をすればいいのかを、当店テラオカビデオでのお問い合わせや実例をもとに紹介しています。

■諸事情による結婚式の中止や延期について
目次
現在、新郎新婦が迷うのが、以下の3つの決断です。
もちろん、結婚式に参列されるゲストも、結婚式が予定通りに行われるのか、ということについて不安定な状態になっていることでしょう。
是非ゲストの方も、招待された新郎新婦が置かれている状況を知っていただきたいと思います。
1.結婚式を延期できないか
2.予定通り結婚式を行うか
3.結婚式を中止にすべきかどうか
この3つの決断について詳しく見ていきましょう。
1.結婚式のキャンセル料の相場は?
皆さまもご存知のように、この決断の難しいところは、結婚式のキャンセルには多大なキャンセル料が発生することにあります。
一番多いキャンセル料の設定は下記のようになっています。
・結婚式の当日2週間(14日)までのキャンセル料は50%
・結婚式の当日2週間以内のキャンセル料は100%
300万円規模の結婚式を予定していた場合、1カ月前のキャンセルをした時には150万円のキャンセル料を支払う必要があります。
2週間を切ってからキャンセルした場合は、300万円のキャンセル料が発生するのです。
たとえば、新郎新婦のご両親に不幸であった場合、ゲストの理解を得られるからといって、これほどの費用を負担して結婚式を中止するのはとても厳しいです。
また社会的な事情といった新郎新婦が原因ではないにもかかわらずに、150~300万円を失うことが許容できるでしょうか?
結婚式のキャンセルの決定を当事者である新郎新婦が選択するのは、論理的に極めて難しい決断なのです。
2.結婚式を延期する方法
おそらく、何らかの事情で結婚式を予定通りできないと考えた場合に、新郎新婦様がはじめに検討するのが、この「延期の選択」になります。
しかし新郎新婦を現実に悩ませるのが、結婚式の延期には延期料(違約金)が必要になるという事実です。
この結婚式の違約金については、特殊な状況で結婚式を延期した経験のある人しか知らないので、初耳の人も多いはずです。
この結婚式の延期に対する違約金の相場は、結婚式費用の15~25%となります。
300万円規模の結婚披露宴であれば、50~75万円ほどの負担が必要になります。
一般的な規約には延期に関する違約金は設定されていますが、結婚式場によっては延期に対する違約金の設定が無い可能性も否定できません。
延期を検討する場合は、必ず結婚式の担当者に確認をしましょう。
身内の不幸などの場合、先の予定を立てることができるため、経済的な負担さえ何とかなれば延期の決定もしやすいです。
しかし社会的な諸事情についての収束の目途が立っていない状況では、未来の予定を追加費用(違約金75万円)を支払ってまで、決断するのは非常に困難です。
この経済的な負担を理解すると、『軽々に新郎新婦に結婚式を延期すればいいのに』とはなかなか言えなくなってしまいます。
3.予定通り結婚式を行う決断
とりまく社会的な諸事情によっては、さまざまイベントや式に自粛ムードがありますが、最も新郎新婦が選択するのは予定通りに結婚式を行うことになるでしょう。
当店テラオカビデオでの注文や相談でも、この決定をした新郎新婦が多いです。
それは、上記「1.結婚式中止」「2.結婚式延期」の経済的な負担が重くのしかかってくることが大きな理由になっています。
そして、結婚式の有無に限らず、ゲストにとっても社会的な諸事情はなくなるわけではないのです。
予定通り結婚式を行う決断された例として、ゲストには改めて結婚式を予定通り行う旨のご連絡を電話かはがきで伝えるケースが多いです。
ただ、『体調や現況によっては、結婚式の参加参列を取り止めても大丈夫です』という心遣いを加えて連絡することも大切です。
ゲストに結婚式の参加・不参加を改めて決めてもらうのは無責任かもしれませんが、人それぞれの結婚式の考え方を尊重できる方法はとても合理的な判断だといえます。
■結婚式の中止や延期を選択された実例
キャンセル料といった金銭的な負担が無ければ、どの新郎新婦も中止や延期で仕切り直しをしたいと思っているはずです。
しかし現実はそう簡単にいきません。
そこでキャンセル料や延期料を支払って、結婚式を中止・延期された当店テラオカビデオが認識しているケースを紹介します。
諸事情による結婚式の中止や延期を選択された要因は、「金銭的な負担の軽減」にあります。
○家族で負担したケース
新郎新婦2人とそれぞれの父母4人でキャンセル料を負担したケースがありました。
中核都市(首都圏に近い)の新郎新婦でしたが、結婚を家と家の結び付きという想いが強い両親だったため、自然と結婚式のキャンセルという特異な状況に家族で負担することができたことが大きかったです。
○お祝いで補填できたケース
次は、新郎新婦だけ中止を決めたが、100万円前後のキャンセル料を実質支払うことが必要なくなったケースです。
新郎新婦自身は、上京して親戚付き合いなどが疎遠になっていたのですが、それぞれのご両親がしっかりとした親戚付き合いや近所付き合いをされていたことで大きく状況が変わりました。
結婚式を中止しても結婚することなることも有り、参列される予定だったゲスト(親戚など)がご祝儀を現金書留で送ったり、ご両親にご祝儀を預けたりしてくれたため、キャンセル料程度のお祝いが集まった、ということがありました。
新郎新婦自身もびっくりする結果になったのでした。
○自己負担で頑張ったケース
でも多いのは、『キャンセル料がキツイけど仕方なくキャンセルを選んだ』という事例です。
ゲストのことを考えて止むを得ず選択したのですが、やはりキャンセル料を結婚式として貯蓄していた分で賄い、金銭的な負担が重くなってしまうケースです。
本来結婚式をしていれば、ご祝儀の充当によって自己負担額は100万円をこえることはほとんどありません。
結婚式を行うよりも、キャンセル料の方の負担が大きくなってしまうという一番苦しいケースです。
このため、上記で紹介したように、結婚式を予定通り行うケースが一番多くなっているといえます。
■結婚式の中止などで参列できなくなったゲスト(友人・知人)ができること
結婚式の中止によって、結婚式がなくなることもあります。
しかし新郎新婦が結婚をすることに変わりはありません。
ゲストを配慮して結婚式を止める決断した新郎新婦に対して、友人知人などのゲストはどうすべきなのでしょうか?
1.花束とお祝いのメッセージカードを贈る
友人みんなで少しずつカンパして、5,000円~10,000円くらいの花束とお祝いのメッセージを贈りましょう。
メッセージはそんなに多くは入れられませんが、友人一同からの想いは十分に伝わるはずです。
2.お祝いのメッセージムービー(スライドショームービー)を贈る
友人たちから自撮り1枚と一言のお祝いコメントをもらいましょう。
30人(枚)も集まれば、素晴らしい映像がプレゼントできます。
そしてメールやラインを使えば、簡単に画像やコメントを集められ、メッセージムービーを贈るからといって、友人たちが会う必要もないのもとてもいいですね。
友人それぞれの新郎新婦へのお祝いメッセージを込められるのが、メッセージムービー(スライドショームービー)を贈る良さです。
またデータで受け付けている制作業者であれば、集めたデータをまとめて送信するだけで、プレゼントDVDが完成です。
簡単データ受付のスライドムービー制作(6,000円から)について詳しく知りたい方は、
コチラをご覧ください。 → サプライズ余興スライドショーレターを格安制作
3.お祝いのビデオレターで贈る
2.の画像(スライドムービー)では無く、お祝いのメッセージの動画ファイルでお祝いのビデオレターでムービー制作をする方法です。
新郎新婦へ生のお祝いメッセージを贈りたいのならこの方法がベストです。
自撮りのお祝いのメッセージムービーを20人(ファイル)くらい集めれば、5分くらいのビデオレターが作れます。
スマホがあれば簡単に動画ファイルを集めることもできるので、思っている以上に簡単に動画ファイルの準備ができてしまいます。
あとは、制作業者にデータを送信すれば、プレゼント用のビデオレターが完成です。
簡単データ受付で10,000円から制作できるビデオレターについて詳しく知りたい方は、
コチラをご覧ください。 → 余興ムービー(ビデオレター)を格安制作
スマホで動画編集ができても、DVDやブルーレイにするパソコンを持っていない方は、
コチラをご覧ください。 → ISUM(アイサム)代行申請とDVD書き出しサービスについて
4.フォトモザイクアートの結婚祝いプレゼント
結婚式のウェルカムボードなどを新郎新婦は準備していたかもしれません。
悲しいことですが、中止を決めたならそのウェルカムボードを使う機会は永遠に来ないかもしれません。
たとえば、新郎新婦の前撮り写真のフォトウェルカムボードだったなら、日の目をみないのは本当につらい気持ちになることでしょう。
そうならないためにも友人たちで協力して、結婚の思い出に残るプレゼントを贈りたいところです。
☆具体的なやり方☆
新郎新婦から前撮り画像を借ります。
次に友人それぞれから新郎新婦に関わりのある5~10枚の画像を送信してもらいましょう。
※100枚ほど集めれば十分です。
そしてを友人みんなが持ちよった画像がモザイクアートとなって、新郎新婦の前撮り写真を作り上げます。
『友人の画像が新郎新婦になる』という、心に残る結婚祝いにふさわしいプレゼントになります。
集めた画像を制作業者に送信すれば完成です。
モザイクアートで表現したサンプルをチェックしたい方は、
コチラをご覧ください。 → モザイクアートを格安制作
■まとめ:諸事情と結婚式の問題 新郎新婦の判断は?ゲストはどうすれば?
結婚式をすでに予定していた新郎新婦にはとても難しい決断が迫られますが、2人だけで悩まずに両親に相談をしましょう。
困っている新郎新婦を突き放すようなことは無いはずです。
そして、こういうときほど家族という存在の大切さに気づくことがあるはずです。
そして結婚式のような集まるイベントが中止になったとしても、新郎新婦は結婚をします。
新郎新婦は人生で一つの区切りを迎え、で新たな始まりを踏み出します。
例え結婚式という場面が無いとしても、お祝いしたい気持ちは友人やゲストには当然あります。
そういったときには、是非お祝いの気持ちを込めたビデオレターのメッセージムービーやフォトモザイクアートを、結婚という新郎新婦の新しい一歩に贈りましょう!
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